精神分析入門. 下巻1917-001/1928.2.ja
  • S.

    懷疑・知識・信仰

    フ ィ ヒ テ 著
    陶 山  務 譯


    人生の意義は何ぞ、大哲フィヒテの明快なる解答と深遠なる思索を本書に求めよ われわれは、日々に斯うして生きてゐる。生きてゐること
    が果して限りなき歓びか、堪へ難い悲しみか――之に明快
    な解答を與へることは、けだし至難な事に属しよう。然し
    生きてゐること、生活してゐること、それは一つの大きな
    事實だ、よし永久不霊の眞理でないとしても、現實如實の
    眞理だ。この事實、この眞理を、どうしたらいいかと言ふ
    のか。いかに解明したらいいのか。――ここに思索が生れ
    る、哲學が生れる。わがフィヒテは彼の深遠な學説を通じ
    て吾々に具に啓示してくれた。懷疑より知識へ、知識より
    信仰へ、これ以外に思索の途は断じてありえない。
    本書は遊べる羊に歸り行く魂の故郷を致へる聖書である。   

    定  價  貳  圓  ・  送  料  拾  銭

  • S.

    著 ト ン ラ ー ユ ヂ

    西洋哲學物語

    村 松 正 俊 譯


    哲學の民衆化、本書の使命は是だ。而も見事な成功を贏
    ち得て碩學デユウイを初め全米の學者をして奇蹟以上
    の奇蹟と絶叫せしめたのも正に本書だ。原書一度出づ
    るや一擧十五萬部を賣り盡し今や疾風の如く全世界の
    讀書界を席卷せんとしてゐる。本書により難解なる哲
    學は平易に、晦濫なる理論は明晰に、プラトーンより
    現代に至る西洋哲學の一大體系は堂々七百頁の大册に
    はちきれる様な内容と小説的興味とを以て叙述されて
    ゐる。譯者村松正俊氏は當代第一流の哲學者、従来の
    哲學書の晦迷と譯臭とを避け、能ふ限り平明の文を以
    てされた。この名著にして、この名譯有史三千年の秘
    鑰はここに完全に民衆の把握する處となつた。              

    特製本・全一卷・定價四圓八拾銭・送料十八銭


    普及版定價 各册壹圓五拾銭 ・ 送料 各册拾銭

  • S.

    論  集

    正義を求める心

    大 杉  榮 著


    眞摯にして熱烈、深刻にして犀利、現代にあつて二なき大杉榮氏の一大論集で
    ある。收むる處五章三十有餘篇、論及する處労働及び社會の諸問題より、科學、
    哲學、藝術の多方面に亘り、悉く氏が思想の核心を近代思想の諸相を盡し、言々
    句々潑刺たる氏が全生命を載せて将に躍動せんとするの慨がある。信者の如く行
    動しつゝ懐疑者の如く思索する、この勇敢にして不屈なる社會運動の闘将、純眞
    にして偉大なるこの街頭の哲人大杉榮氏の眞面目は、本書によつて初めてこれを
    見ることが出来る。                                                  

    附錄とせる『青年に訴ふ』一篇はクロポトキン自身の云へる如く、彼の最もお
    得意のもので、二十餘の諸外國語に翻譯された名篇である。眞理と正義と自由を
    を愛する青年に興へた火の如き文字は、讀む者をして全身の血潮の跳躍するを感
    ぜしめるであらう。                                                  

    附  録  ◇青 年 に 訴 ふ◇  クロポトキン著


    定 價 貳 圓 ・ 送 料 八 銭

  • S.

    論  集

    自由の先驅

    大 杉  榮 著


    彼は果して死に價すべき矯激危險なる破壊的革命家なりしか。將又自由
    のために戰ひ、自由のために仆れたる正義の殉教者なりしか。熱情の詩
    人か。街頭の哲人か。黎明の先驅者か。野に叫ぶ豫言者か。知らず。鮮血を
    以て彩られたる彼の思想を解明し得るもの獨りこの論集あるのみなり。
    收むるところ、彼の死直前に至るまでの全論文及び代表的雄篇五十有餘、
    勞働、社會、思想、科學乃至文藝、哲學、婦人問題等を包含し強烈奔放
    深刻壯大雷霆の如き大獅子吼は閃々たる火光を放ちて全卷に躍動せり。
    彼の火の如き思想に接せんとせば必ず本書に就かざるべからず。      

    附録『バクウニンの生涯』は熱意ある畢生の一大名篇なり。            

    長篇附録  ◇バクウニンの生涯◇  クロポトキン


    定 價 貳 圓 五 拾 銭 ・ 送 料 拾 銭

  • S.

    クロポトキン研究

    大 杉  榮 著


    深くクロポトキンを研究し眼光紙背に徹するの慨ある者は我が大杉榮氏
    を以て第一人者とす。本書は氏が廣くクロポトキンの著書を渉獵して其
    思想の根抵、學説の眞髄を一望の下に展開せるものにして、近代科學にそ
    の根元を置く、無政府主義の眞體、生物學の事實より歸納せる相互扶助
    の原理、人類史上の傳統より生存競争説の虚妄を喝破せる社會學、労働
    の機械化より人間を解放せんとする經濟學説、絕對自由主義を主張する
    教育論等、大革命家の燃ゆるが如き自由、平等、友愛の大精神は全卷に
    横溢して餘蘊なし。殊に著者が制限せられたる言論の不自由の中より、
    あくまで深刻に徹底的にその眞髄を傳へられたる努力と苦心に對しては
    吾人は多とすべきである。                                    

    定 價 壹 圓 參 拾 銭 ・ 送 料 六 銭

  • S.

    二人の革命家

    大 杉 榮 ・ 伊 藤 野 枝 共 著


    本書によつて無政府主義の眞髄と
    精神とが初めて日本に紹介せられた
    大杉氏は日本に於ける無政府主義の一大權威であつ
    た。氏は其の無政府主義の理論に於てクロポトキンに
    負ふ所甚だ多いと共に、其行動に於てバクウニンに學
    ぶ所が甚だ多かった。そして氏は其の性格に於てはバ
    クウニンと共通する所甚だ多かったから、クロポト
    キンにはたゞ尊敬の念しか持たないやうだが、バクウ
    ニンには寧ろ親愛の情が溢れてゐた。本書の前篇は、
    此のバクウニンの波瀾の多い生涯と共に、無政府主義
    の祖と稱せられる彼の學説の輪廓を紹介したものだ。
    そして本書の後篇は、無政府主義の女傑エマ・ゴオル
    ドマン女史に就いて、久しく女史に私淑してゐた伊藤
    野枝氏が、やはり其の生涯と思想を紹介したものの
    だ。                                                

    定價 壹圓五拾銭 ・ 送料 六銭

  • S.

    著 ン ラ オ ロ ・ ン メ ロ

    民衆藝術論

    大  杉  榮  氏  譯


    ◇平民劇に對する熱烈なる主張◇ 本書の内容は佛蘭西文壇の巨擘ロメン・ローランの平
    民劇に對する熱烈なる主張である。彼は惰弱極まるお
    上品振つた有閑階級の藝術に力強くも對抗して、男性
    的な頑丈な民衆のための藝術を主張してやまない。彼
    は眞の民衆の味方であり、而してその燃ゆるが如き信
    仰は将來すべき藝術に意志と力とを與へずには置かな
    い。彼は云ふ。『平民と藝術とが活躍すると云ふ、近い
    將來に對する希望をすてはしなかつた。その頑固な確
    信を笑ふならば笑へ。』と。民衆は正に覺めつゝある。
    遊惰な紳士階級に取つて代るものは正義の欲求に燃ゆ
    る民衆である。玆に将來の藝術に就いて眞面目に考慮
    さるゝ人々は、先づ此の偉大なる精神の鋼鐵の如き雄
    々しき叫びを聽かれよ。                          
    ◇將來の藝術への深刻なる暗示◇

    定價 壹圓五拾銭 ・ 送料 六銭

  • S.

    基督の生涯

    全三卷     バ  ピ  ニ  著
    大 木 篤 夫 譯 


    掠奪や惡や憎みや悩みに充たされた世界に人は如何に生くべきか。この問題に
    決定的解答を與ふるものは實に本書である。現代伊太利文壇の巨星パピニは本書
    によつて、神學と傳説の幻に死せるキリストをして再び我等の身邊に立たしめ、
    萬人の心魂を烙かんとする熱情の焔を以て眞理と愛と正義と救濟とを宣明し橄欖
    樹下霊竈の聲を再び聴くの思あらしめた。本書は全然無意味無力なる都會的の宗教
    書と異り、全篇悉く霊感を受けたれる詩人のみが能くするこのできる清新潑剌た
    る散文詩であり苦悩と悲痛に徹して大悟せる思想家のみが能くしうる愛の宗教の
    解説である。原著一度出づるや忽ち十二の國語に翻譯せられ全世界の讀書界は擧
    げて生けるキリストの再来を呼んで本書に殺到した。今や人々将に霊魂の甦へら
    んとするの時、譯者が純眞なる詩人的稟性と全心全霊の熱意とを以てなせる珠玉
    の如き名譯を我が讀書界に送るを得たのは眞に至大の歡喜である。              

    定價 各册 貳圓 ・ 送料 各册 拾銭

  • S.

    ロマン・ローラン

    ステファン・ツワイグ
    服 部 龍 太 郎 譯


    新理想主義、新英雄主義の闘將、歐洲思想界の指導者ロマン・ローランの全評傳

    ロマン・ローランの親友にして、現代歐洲の最も俊鋭犀利
    なる文藝批評家ツワイグの名著。難澁とあらゆる迫害の上
    に佇つて敢然として、その主義主張を貫徹し、全世界の歸
    趣に迷へる思想界に、新理想主義、新英雄主義の光明を投じ
    たるロマン・ローランの生涯。光彩と熱意とに織り出され
    た其の藝術。之等は雄健極りなき筆觸を以て描出された。
    行き悩める現代人は本書によつてこの英雄の魂に、その權
    威ある思想に、鐵石も焼かんばかりの熱情に觸浴して、平
    安と激勵とを求むべきである。                                  

    裝  幀  ・  恩 地 孝 四 郎 氏


    定  價  貳  圓  ・  送  料  八  錢

  • S.

    ガンヂー論

    ロマン・ローラン著
    福   永      渙   譯


    東洋が生める無抵抗主義の哲人、新人道の建設者であるガンヂー 西歐の物質文明は救の道を失つた。ガンヂーは印度思想
    の森林が生んだ大哲、この行詰れる惡魔的文明に對して幽
    嚴深遠なる東洋精神の光明を投じた新人道の建設者であ
    る。而してベトヴエンを論じ、ミケランヂェロを説き、ト
    ルストイを祖述した西歐思想の代辨者ロマン・ローラン
    が、この東洋精神の使徒に對して如何なる見解を下したか
    は、時代の思想に棹ささんとす何人も知らんとすると處で
    あらう。光は東方より來る! 東西思想の争闘と融合!
    時代の傷懐を醫すべきこの一大豫言書の一讀を切に薦む。   

    定 價 壹 圓 貳 拾 銭 ・ 送 料 六 銭

  • S.

    著 ル ベ ー ベ

    婦    人    論

    山 川 菊 榮  譯


    本書は露、佛、伊、瑞典、丁抹、波蘭、希臘、ブルガ
    リア、匈牙利、チェック其他殆んど全世界の國語に翻
    譯され、獨り獨逸のみならず全世界的思想界の覺醒に
    非常な貢献をなした世界的名著であるが、本書の誕生
    と流布とには、實に惨憺たる災難が伴つた。後三年を
    經て増補訂正を加へて出版し再び禁止され、途に十數
    年間國禁の書となつてゐたのであるが、後許されて非
    常な反響を呼び起し忽ちに數十版を重ねるに至つ
    たのである。本書は實に豊富な歴史的事實を以て過去
    及現在に於ける婦人の社會的地位を闡明し、将来に於
    ける婦人問題の解決の一致すべきを立論したもので、
    引證該博、著者の熱烈なる氣魄は何人をも首肯せしめ
    ずにはおかぬ。實に識者の精讀を要する一大名著であ
    る。                                                             

    定 價 參 圓 八 拾 銭 ・ 送 料 拾 六 銭

  • S.

    ル  ツ  サ  ウ  著

    エミール

    内 山 賢 次 氏 譯


    ◇世界的大名著の珠玉の完譯◇ 「自然に還れ」この絶叫が近代文明史上に投げた影響は極
    めて大きい。この絶叫の教育力的方面の現れが實にこの「エ
    ミール」であつて、カントを驚かせ、ゲーテを喜ばせ、
    トルストイを感激せしめたのは實に本書であつた。「エミ
    ール」は誕生より成年に達するまでの人間を教育するル
    ツサウの理想、即ち彼の人生哲學を晩年の圓熟した思想
    で具體化した物語であつて、平明なうちに廣汎な觀察、
    深遠な洞察、偉大な理想、溢るばかりの人性の情味が全卷に張
    つてゐる。眞に萬人の必讀を要する人生のための寶典で
    ある。「エミール」の類書は極めて多い、而かも本書の如
    く精確無比の全譯で、斯の如き廉價、斯の如き美装を以
    てせるもの出版界絶對に匹儔を見出すことが出来ぬ。         
    ◇近世文明史上最大の記念碑◇

    定 價 參 圓 八 拾 銭 ・ 送 料 拾 六 銭

  • S.

    著   ー   シ   ー   マ

    世界文學物語

    内 山 賢 次 譯


    原著者マーシー氏はザ・ネーション誌の文學部長の地
    位にあつた人で、米國に於ける文藝批評界の最大權威
    である。本書の爲めに全米の歴史家、文藝家、批評家
    は擧つて材料を提供し、伊太利の名畫家ルートロー氏
    は百數十葉の挿畫を描いた。古今に亘り東西に通ずる
    其叙述は飽くまで正確また流麗で、而も興味中心的で
    その表現の純一と脈絡とは一つの奇蹟として稱されてゐ
    る。                                              

    ●廣汎を極むる本書内容の一班●

    第一部古代世界――第一章書物の製造―第二章文學の端緒―
    第三章神秘なる東方―第四章ユダヤ文學―第五章ギリシヤの
    歴史と歴史家―第六章ギリシヤの叙事詩―第七章ギリシヤの
    抒情詩―第八章ギリシヤの劇―第九章ギリシヤ哲學、雄辯術
    並びに其の他の散文―第十章ローマの歴史と歴史家―第十一
    章ラテインの叙事詩―第十二章ラテインの劇的、哲學的並び
    に抒情的詩―第十三章ラテインの散文―第二部中世紀――第
    十四章セルマン系、クルト系、並びにローマ系の起原―第十
    五章中世紀のフランスの文學―第十六章初代ドイツ及びスカ
    ンヂナビヤ文學―第十七章ダンテー(以下略)          


    定 價 四 圓 八 拾 銭 ・ 送 料 拾 八 銭